大阪府豊中市のお客さまからいただいた、和瓦風金属屋根への葺き替えリフォーム工事をご紹介します。
DATA
施工実施日 | 2021年2月 |
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地域 | 大阪府豊中市 |
工事依頼主 | 豊中市のM様 |
屋根工事種別 | 葺き替え |
和瓦風金属屋根葺き替えリフォーム工事の工事例
大阪府豊中市のお客さまから、瓦屋根のリフォームについてご相談をいただきました。
もともと屋根材として使用されていたのは「いぶし瓦」です。いぶし瓦は非常に風情のある屋根材ですが、お客さま宅では土葺き工法と相まって屋根が重くなりすぎ、耐震性が極めて低くなっている状態でした。
今回の工事ではこちらの「いぶし瓦」を、和瓦風金属屋根材で葺き替えております。外観の美しさはそのままで、屋根の重さが1/10程度に抑えられるため、耐震性が格段に向上する工事です。
BEFORE
工事前のいぶし瓦の状態

お客さま宅の工事前の状態です。「いぶし瓦」が「土葺き」で葺かれていました。いぶし瓦は写真のように劣化して色むらが生じても、それが独特の味わいとなります。しかし土葺き工法と相まって非常に屋根が重くなり、屋根面が歪んでいるところもありました。このままだと家屋全体が地震で揺れやすくなります。そのため軽い金属屋根材で葺き替え、耐震性を向上させていきます。
旧屋根材撤去

葺き替え工事においては、まず古い屋根材を撤去していきます。
下地調整

屋根材を撤去したら、古い屋根材と土の重みで歪んでいた屋根の下地調整をおこない、屋根を平坦にしていきます。また野地板も新規のものを増し張りして補強していきます。
新規の和瓦風金属屋根材取り付け

下地を補強し、ルーフィングシートを張り付けたら、新規の金属屋根材を取り付けていきます。今回使用したのは、中山化成株式会社の和瓦風屋根「ニュールーフィックス」です。この屋根材を使用することで、外観の美しさと耐久性はそのままに、屋根の重さが1/10程度に抑えられます。これにより家屋の重心が下がり、耐震性が格段に向上します。
左官と塗装工事

外壁の左官と塗装工事も同時におこないました。
AFTER
豊中市でおこなった、和瓦風金属屋根への葺き替え工事完成です!

以上で和瓦風金属屋根への葺き替え工事完成です!和瓦風の金属屋根材でいぶし瓦を葺き替えることにより、屋根の重さが1/10程度に抑えられ、耐震性が大きく改善されました!もちろん外観の美しさや耐久性は高いままです。
ドローンで撮影した完成の様子

ドローンで撮影した、リフォーム完成の様子です。近年では著名な寺社仏閣でも金属屋根が使用されています。
お住まいの耐震性に不安があるかた、地震の多い地域にお住まいのかたは、お気軽に昭和ルーフリモへご相談ください。